■おお。


楽曲の事など色々な意見が飛び交っているね。


自分の楽曲制作で1つ言える事は自分のメロディーカラーを
ちゃんと維持しようと考えている。
聴く人によっては「メロディーにあるパターンがある」と
思う事だろう。
しかし私はメロディーを聴いただけで「これt-kimuraの曲か?」
と思われるような音楽家でありたいと思う。


誰でも作れそうな楽曲であるならば私がやる必要は無い。
また、私がmoveでレコーディングする楽曲は「出来たから発売する」のではない。
「move」そして「自分らしさ」がなければゴミ箱行きである。


また、不幸にも私は楽曲をストックしない。
なぜなら曲が出来て1ヶ月も月日が過ぎれば
自分にも1ヶ月の成長や新たなイメージが湧いている訳だ。
振り向いてものを作る事があまり好きではないという性格も影響している。
「明日のトビラを今開けたい」というのが私の「性」である。
これは私のサウンド志向から感じ取ってくれると嬉しい。
無論、ボーカリストによって特性があるので全ての楽曲には不可能である。(例えばFavorite Blueなど)


この5〜6年、私の好きなロックバンドにオアシスというものがいる。
彼等の楽曲もある人には「パターンがある」という。
またある人は「独自の世界観を持つ」という。
私は後者に近いクリエイターでいたいと望んでいる。
軽薄な言葉でいえば「個性」というものだ。


リミックスアルバムによりオリジナル作品のクオリティー
が低下する事などはあり得ない。実際はまったく逆である。
そこで得た新たなサウンド世界を次の作品に反映させる訳だ。
金の為?それならば手当りしだいに楽曲提供しているよ。(笑)


私はかつて(?)リミキサーとしても仕事をしていた。
私にとってリミックスアルバムとはよりよいリミキサーを多くの人々に紹介することと、
リミックスという概念に非常にシンパシーを感じている。
もちろん次作も私が2曲参加する。(トランスサイド=ノーギャラ)
ともかく「move」は立ち止まってはならないアーティストだと認識している。
解って欲しい。moveにとってリミックスアルバムは
隙間埋めリリースでは無い。私はリミックスを愛着もって制作している。
そして関係者は「そんなことしてないで楽曲提供すれば、、」という。
でもしかたが無いのだ私は重度の音楽馬鹿であるのだから。
これも「性」である。






2001/09/07(Fri)